今回からは筐体の内部の部品を組み立てます。
まずはヘッドを動かすための「ガントリー」の組み立てです。
XYガントリーとは?
ノズルなどを取り付けたヘッドの、横方向(X軸)と奥行き方向(Y軸)の位置決めをするのが「XYガントリー」です。
ヘッドを動かす構造のベースとなるのが、X軸とY軸のスライダーロッドと、十字に取り付けられるヘッドロッドの金属の棒。精密にヘッドを動かすためには、ロッドの平行度がとても重要だ。平行度の誤差が大きいと、位置決めの精度が低くなり、精密な構造が出来なくなてしまう。
今回の部品
スライダーロッドとタイミングプーリー、ホーローセット
スライダーロッドは金属の棒、タイミングプーリーは波型の付いた滑車、ホーローセットは小さな黒いネジ
スライダーロッドにタイミングプーリーを仮留めする
スライダーロッドにタイミングプーリーを通し、ホーローセットで仮留めします。
部品の名前がわかれば作業はとても単純です。
ひとまずY軸用のスライダーロッドが完成。